・僕が“リスニング劣等生”から復活した学習法はこちら
今回は、一見努力してるように見えて実は無駄が多いというお話。
英語スピーキング、リスニングの勉強法について。
・英語のリスニング、スピーキングが伸びる気がしない(TOEFL)。
・毎日core1900という単語帳で毎日5セクション、シャドウイングとリスニング、リテンションを規則的に勉強している。その際、スピーキングでも使えるように、文法や単語をアウトプットできるかなというくらい繰り返しやっている。
【回答】
相当努力されているようですが、ズレています。
スピーキング=イイタイコトをひねり出す
まず、スピーキング。
これは、あなたのイイタイコトを明らかにして、英語にしてひねり出すプロセスです。
最初は脳みそがしびれますが、このプロセスを実践していけば、すぐ慣れます。
しかし、あなたは、ただ、高校時代にやっていた単語帳を読んだり聞いたりしているだけ。このプロセスとは何の関係もありません。
だから、残念ながら話せるようにはなりません。
だって、ズレてるんだもの。
また、ターゲットがTOEFLなら、なぜTOEFLの出題形式に即して勉強しないのでしょうか?
僕であれば、TOEFLのスピーキングの過去問を、最初は紙に書き出しながら2、3周はするでしょう。
以上をまとめると、
スピーキングのプロセスを実践しない
TOEFLの出題形式に慣れようとしない
これでは、1日何時間勉強したって厳しいです。
リスニングは未知の内容に全神経を集中して聞くことが大事
次に、リスニング。
あなたの狙いがTOEFLなら、TOEFLの形式に沿ったリスニング問題集があふれているのだから、しっかりやり込んで形式・レベルに慣れるべきです。
また、TOEFLを問わず、世のお受験は全て未知・初見(聴)の問題が出題されます。
だから、新しい問題にも意識的に触れ、全神経を集中させて聴くことも大事です。
しかし、あなたがやっていることは、昔勉強したであろう単語帳の例文を聴いているだけ。
これでは、その単語帳のプロにはなれても、試験では永遠に点数が取れません。
現実に向き合う
相当厳しい言い方になってしまいましたが、あなたは、自分がやるべきことが本当は何かが分かっているはずです。
やるべきことから現実逃避し、ただやった気になっているように見えるのは気のせいでしょうか?
サラリーマンの世界でいうと、英語で目の前の交渉事を片付けないといけない場面で、ひたすら祈りながらcore1900を音読・シャドーイングしてるのとまったく変わりません。
彼を知り己を知れば、百戦危うからず。
TOEFLの問題にぶちあたることで、今の自分のレベルが分かります。
自分のレベルが分かれば、必要な対策は自ずと見えてきます。
その対策に集中しましょう。
リテンションが何だか知らないけど英語で仕事してるサラリーマンより。
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