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今回は、有名商材であるスピードラーニングのオンライン版である、

スピードラーニングアルファ

のレビューをしていきます。

教材名称:スピードラーニングアルファ
販売業者:株式会社エスプリライン

スピードラーニングと何が違うのか

これまで、スピードラーニングシリーズはCDで売られていました。

楽天で見ても、購入するコンテンツの範囲によって、5万円~15万円と、かなりの高価格で、当然僕は手を出す気にもなりませんでした。

これが、スピードラーニングアルファになってどう変化したか。

・シリーズの全コンテンツ(ビジネス、キッズ向けコンテンツなど)
・その他プラスアルファのコンテンツ

オンラインで聞けるようになり、しかも月額3,800円と、かなりお手頃になっています。

本編は短文フレーズの応答が中心でやりやすい

以下、スピードラーニングアルファの内容に入っていきます。

まず、スピードラーニング本編「スピードラーニング英語」についてお話しします。

初心者向け(1~24巻)
日常英会話(25~36巻)

で構成されていますが、日常英会話の方を取り挙げます。

内容として、テーマごとに対話形式のコンテンツが入っています。

第25巻 手荷物受取所でから抜粋すると、

(英語音声)
Excuse me. My suitcase hasn’t come out

に続いて、

(日本語音声)
すみません、私のスーツケースが出て来ませんでした。

が流れ、会話が進行していきます。

コンテンツには3ステップになっていて、

①聞き流し:英語⇒日本語
②単語の解説
③シャドーイング:英語だけ(間がある)

となっていて、スクリプトは、画面下に表示されるタイトルにタッチすればいつでも参照できるようになっています。
また、音声も、「英/日」「英だけ」にいつでも切り替えることができます。

思わず3巻ほど通してしまいましたが、文章の歯切れ・リズムがよく、つい引き込まれます。

スピードラーニングアルファは、アンドロイドかiphoneのアプリになります。

僕はスマホでやっていますが、スマホでつい何時間もネットサーフィン⇒「ああ、俺(私)はダメ人間」という悪循環にハマる前にアプリを起動させることで、ダメ人間化を食い止めてくれます。

僕は聞き流しを馬鹿にしていましたが、

簡単かつ短いフレーズならありかな

と感じました。

フレーズが長くなるとやりにくい

しかし、気になる点もあります。

さきほど、

短くて簡単なフレーズならあり

と言いましたが、逆に言えば、

長くて難しいフレーズだとメソッドに無理が出てくる

といえます。詳しく見ていきましょう。

①スピードラーニングビジネス編

ビジネス英会話 第3巻 アメリカの取引先を接待

からの抜粋です。

(英語音声)
This is the outside of the factory.Unfortunately, no video or photography was permitted inside.

が流れた後に、

(日本語音声)
こちらが工場を外から見たところですが、残念ながら内部の撮影は許可されませんでした

と来ますが、

これらのフレーズが流れてくる時に僕の頭はどう反応するかというと、まず、あとに聞こえてきた日本語の意味から考えます。

しかし、日本語すら結構長めなので、「ああ、そういう意味なのか~」と考えているうちに、先に流れた英語のフレーズが頭から抜け落ちてしまいます。

そして、日英の単語同士の対応関係を考えられなくなり、日英同時に聴いている意味がなくなってしまうのです。

やはり、普通の人がスピードを伴って理解できる意味のカタマリには量的な限界があります。

せめて、この辺で切って欲しいですね。

This is the outside of the factory./Unfortunately no video or photography was permitted inside.

ちなみに、他のフレーズを例にとると、スーパーエルマーであれば、これくらいバッサリ切ってくるでしょう。

She is very excited to see/how Japan will influence her creation of new flavors.

ニュース編

ニュースになると、もっと雑になります。

「都心でPAC3展開訓練」からの抜粋です。

(英語音声)
Japan’s Air Self-Defence Force carried out a quick deployment drill for its Patriot Advanced Capability-3, or PAC-3, missile interceptors in Tokyo on Wednesday, in order to fully prepare for missile defance operations.

という長~い英語の後に、

(日本語音声)
航空自衛隊は水曜日(9日)、ミサイル迎撃態勢に万全を期すため、都心で地上配備型迎撃ミサイルパトリオット(PAC3)の展開訓練を行った。

という長~い日本語が来ると、頭がパンクします。

しかも、英文のヨコに日本語訳が表示されるだけで、本編にあった単語ごとの日本語の説明は一切ありません。ちなみに、この状況は、上で取り上げたスピードラーニングビジネスも同じです。

駐在経験者の僕も手に追えませんが、これを難なくこなせる人って、一体どんな上級者なのでしょうか?

まとめ:スピードラーニング本編だけでも良かった

以上をまとめます。

スピードラーニング本編は、メソッドがいい具合にハマってすばらしいです。

・中学生でも簡単に分かる内容の短いフレーズを英日交互に話し、サクサク会話が展開
・単語の説明あり
・シャドーイングでシメる

の流れが良く、フレーズが頭と口にインプットされやすいです。

アンチ聞き流し派の僕でも、「こういうやり方があるんだ」と驚かされました。

しかし、コンテンツのフレーズが長くなり、難易度が高くなると、単語の説明すらなくなり、一気にやりにくくなります。

サラリーマンが手を出したくなるのは、まさに少し難し目のコンテンツなので、ここがちともったいないです。

ということで、僕の評価としては、

・スピードラーニング本編+初心者向けのコンテンツ*に絞る。
・価格もっと安くする(月1000~1500円とか)

*ここでは一部しか取り挙げていませんが、切符の買い方、ワンポイントレッスンなど盛りだくさんです。

であれば、買い推奨でしたね。

一方、中上級者向けのコンテンツは、ユーザーがより使いやすくなるようブラッシュアップすべきです。

一度にパッと理解できる意味のカタマリには大きさの限界があります。

センテンスをもうちょっと短く区切って欲しいのが1点。

もう1点、さきほどのフレーズを再び取りあげると、

no video or photography was permitted inside

だって、ビジネスの現場では

We couldn’t take video or photography inside

でもしっかり通用します。

スピードラーニング本編で培った、簡単かつコンパクトなフレーズ作成力を、とくにスピードラーニングビジネスにも生かしてほしいです。

なお、本来であれば、口コミを探して紹介したいところですが、以前のスピードラーニングしか見つかりません。

スピードラーニングアルファの口コミは後日取り挙げることとして、今回は僕の評価のみにしておきます。

以上、KANでした!

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