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今回は、仕事で英語を使うことに不安を覚えている方の質問です。

【質問】
30代中堅サラリーマン。
自分の周りで、海外に関わる案件が増えて来た。
今まで固定だった仕入れ先を見直したり、取引内容を見直したり。
仕事で英語を使ったことはないが、いざ任されて、会議などで、「仕事で英語ができない」となるのははずかしい。
今のうちに勉強したいが、スピードラーニングをやっておいたほうがよいか。

【回答】
僕もいきなり海外組にされてしまったので、その漠然とした不安はよく分かります。

ビジネスの実態をじっくり説明しながら、あなたの不安を解消していきます。

「英語を一生使わなくていい」はありえない

まず、「いつ英語を使う仕事を任されるか分からない」という不安は正しいです。

日本は少子高齢化・人口減少社会に突入しています。

いくら頑張って市場を開拓しようにも、伸びしろは見えています。

すると、海外市場に目を向けるしかありません。

今まで販売したことのない国を開拓したり、はたまた、最近伸び盛りのインバウンドの需要を取り込んだり。

「海外」を狙う場合、共通言語は英語なので、まず、英語をしっかり話せないといけません。

また、海外の市場展開が当たり前になってくると、現地に詳しく、かつ共通言語がこなせる「英語が話せる現地人」を日本で採用する動きが広がってきます。

この人事が浸透し、「英語が話せる現地人」が日本を知り、幹部に登用されるようになってくると、真っ先に使えなくなるのが、日本語しか話せない日本人です。

そうならないように「英語も話せて、海外に詳しい日本人」になりましょう。

仕事で英語が使えなくて追い詰められる??

こういうと、あなたは弱音を吐きたくなるでしょう。

でも、英語を使う場面に放り込まれたらどうすればいいの?

大丈夫です。冷静に分析してみると、恐れる必要がほとんどないことがわかります。

英語でカウンターパートとやりとりする場面は、メールかリアルになりますが、詳しく見ていきましょう。

英語でメール編

まず、メールでのやりとりです。

メールの場合、相手の顔を見る必要がないので、外国人に対峙するドキドキ感がありません。

また、TOEICなどと違って制限時間はありません。社会人として常識的なスケジュール感でリプすればよいです。

次に、内容ですが、別に壮大なスペクタクルロマンを構想・執筆する必要はありません。

あなたが関わっている案件を前に進めるために必要なことだけ書けばよいのです。

交渉の中身というのは、大体メールのCCでチームにやりとりが共有・ストックされているので、それを借用・変形すればフレーズが作れます。

また、必殺技もあります。

孫正義さんの秘書として1年で英語をマスターした三木雄信さんが語っているように、日本語ベースでイイタイコトをシンプルに磨き、google翻訳に放り込むと、使えるフレーズが1発で出てきます。

このように、メールの場合、対面の緊張感もなく、じっくり文章が練られるのでかなり楽です。

英語でリアル交渉編①

次が、リアルで交渉するシーンです。

リアルとは、face to faceで面会することです。

交渉というと一見ビビリますが、やることは、あなたが担当する案件、果たすべきミッションによって話す内容は限定されます。

例えば、取引先の拡大であれば、

・自社の業務内容
・自社の製品の内容
・他社製品と比較した魅力(仕入れの場合、自社と取引することでどれだけトクをするか)
・提示できる価格のレンジ、購入条件

と、もっともらしく書いているように見えますが、日本で、日本語を使ってあなたがしている仕事そのまんまです。

普段日本語で考えている作戦を英語に倒して準備しておけば、一通りのやり取りができます。

その場で質問されて答えられなかったらどうしよう?

そう言いたくなるのも当たり前。

その場で答えられない質問なんかあって当たり前です。

まず、5W1H的な事実関係の確認。

同僚に電話して確認できそうなら、その場ですればいいですし、

I will check and send you e-mail soon.

と答えて、後でメールで返信すればよいです。

先ほどお話ししたように、メールだとラクに返信できます。

次が、自分では答えられない条件交渉の話。

・提示した条件を超えた価格を提示された場合
・「・・・個買うから●%ディスカウントしてくれ」など、想定外の条件を提示された場合

などのお話ですが、これは、むしろ勝手に即答してはいけない話です。

先方が急ぐならばボスに電話連絡すればいいですが、詰めを要する話であれば、これも、日本に持ち帰って返答すればよいです。

また、販売条件や、製品の要求スペックなどの重要な話は、チーム内で共有・議論する話なので、あなた一人で抱え込む必要はありません。

さらに、口頭だけだと「言った言わない」の話になるので、重要な話ほどメールにして文章として残す傾向があります。

チームで議論した対処方針は、英語に倒してメールにして相手方に送信することになります。その上で、

As I mentioned in my e-mail…

で口火を切って電話会談かリアル面談を行うか、これまたメールでやりとりをすることになります。

英語でリアル交渉編② まとめ

まとめると、

交渉で重大なミスして会社に迷惑かけたらどうしよう・・・

という不安があなたの脳裏をよぎりまくっているかと思いますが、このように、重大な話は組織で対応します。

また、重要な話になるにつれて情報は文字化されます。メールや添付ファイルなどの文字に起こしてカウンターパートに共有し、この情報をベースに商談が進められます。

したがって、あなた一人で抱え込んだり、カウンターパートから口頭で一方的にやりこめられることはないのです。

スピードラーニングは役に立つのか

では、再び質問に戻りましょう。

スピードラーニングは役に立つか

ですが、はっきりいって役に立ちません。

スピードラーニング本編は、日常会話です。空港でのやりとりやホームステイ先との会話なんぞいくら聞いたってビジネスの現場に活かすことはできません。

じゃあスピードラーニングビジネスを、となりますが、以前にレビューしたとおり、長めの英語のあとに長めの日本語が流れるだけなので、日本語の意味を考えているうちに英語を忘れてしまいます。

また、そもそもの話として、あなたのビジネスの現場に1対1で対応するフレーズなんてありません。

ビジネスの現場で必要なフレーズは、あなたがビジネスの現場の状況に応じてひねり出す必要があります。

そのために必要なトレーニングは何か。

ぼーっと英語を聞き流すことではありません。

①イイタイコトを突き詰める
②イイタイコトを英語に倒す
*慣れると①②が同時にできます。

このトレーニングをすることです。

仕事で英語を使うのは困難、と思いがちですが、困難に飛び込むと案外楽です。

台風の目に飛び込むと澄んだ青空が広がっているように、目の前の案件に向き合うことで、景色・ゴールへの道しるべが勝手に広がってくれます。

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