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英語を話す自由人KANです。

今回は、聞き流し教材に騙されたというお話です。

目的・効果の観点から意味がないことを解説していきます。

【質問】〇〇さんに某有名聞き流し教材を推奨された。
教材CDの聞き流しを2年以上続けているが、全く英語を話せない。
どうすればいいか。

【回答】

英語を話すってどういうこと?

いきなりですが、あなたの質問・悩みを英語で言ってみて下さい。
(解答時間3分)

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英語を全く話せないはI can’t speak English at allでいいよな...

聞き流しを2年間やったってどう言おうかな?

そもそも聞き流しって何っていうの?

listening practiceかな?

study listeningかな?

そういや、「流す」ってニュアンスをどう表現するんだろ?

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この辺で思考実験は止めておきますが、めっちゃ頭を動かしませんでしたか?

このように、英語を話すということは、

あなたが置かれた状況の中で、

あなたのイイタイコトを明らかにする
あなたのイイタイコトを英語に倒す

これらの作業を段階的、あるいは同時並行で行う知的な作業です。

だから、英語を話したければ、この、イイタイコトを英語でひねり出す訓練をコツコツ積み重ねるしかありません。

それなのに、あなたが置かれた状況とは全く関係のない場面で、ろくに頭を使いもせず、ぼーっとコンテンツを聞くだけでは、英会話力が伸びようもないのです。

だから、もし、話すことが目的で聞き流し教材をやっているということであれば、目的と手段が激しくミスマッチしています。

どこの誰に騙されたのかは聞きませんが、そんな教材は速攻止めましょう。

聞き流しはリスニングにも不向き

なお、こんな人もいるかもしれません。

聞き流し教材はリスニングの役に立つのではないか。

僕の失敗談を踏まえてお話しすると、これもダウトです。

文字通りぼーっと聞き流すクセがつくと、耳が聞き取ろうとする緊張感と集中力を失い、大事なことも聞き逃すようになるリスクがあります。

また、人間、楽したいという下心もあります。

分からない単語なんか調べないと分からないのに、聞き続ければ何とかなる、というお祈り学習に走ってしまう傾向にあります。僕も騙された一人です。

本当にリスニングの強化に役に立てたければ、

・自分のレベルにあったもので、スクリプトがしっかり理解できる教材を選ぶ
・分からない表現は何百回聞いたって分からないので、きちんと調べて理解する
・集中してしっかり聞く

ことです。

こうなると、もはや聞き「流し」教材ではなくなってしまいますね。

まとめ

人間、苦労を避けて、楽でムシのいい道を選んでしまいがちです。

英語学習で陥りやすい罠が、「聞き流し」です。

今回お話ししてきたように、

「聞き流し」は話すこと=イイタイコトをひねり出すこととは全く関係ありません。だから、いくらやったって話せるようになりません。

また、リスニングで使うにしても、分からない表現をいくら聞いたって永遠に分からないまま。また、緊張感と集中力が欠ける分、大事なことまで聞き流すクセがつきかねません。

本当にリスニングを伸ばしたければ、しっかり勉強して理解できたコンテンツを、集中して聞くことです。

このように、目的がスピーキング力の強化であれ、リスニング力の向上であれ、聞き流しが役に立つことはありません。

さっさと止めましょう。

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